「声をかけたら追いかけてきて、家でご飯を食べてるってことか?そんなことあるわけないだろ」 俺だって信じられない。 ただただ親切心で声をかけただけなのに、まさかこんなことになるなんて。 だけどそれが事実だ。 俺にはそれ以上のことなんて一つも分からない。 得体も知れない女に助けを求めるなんて不本意極まりないが、俺にはこれ以上説明のしようがない。 家族の探るような視線から逃れるように、いままさに食事真っ最中の女に助けを求める。