「もういいだろ、そろそろでてけよ。もう十分だろ」
バリバリ、バリバリ。
椿は菓子を食べ続ける。
「いいから、それ持ってっていいから。頼むから出てけって!」
バリバリ、バリバリ。
続く言葉はー
「いや」
「なんでだよ!ここにいても楽しくもなんともないだろ!ほら、チョコかクッキーがコタツにいるから戯れてこいよ。なんならもうすぐさくらも帰ってくるし女子会でもしてろ。これとこれ、あとこれもやるから」
簡易テーブルに散乱している菓子を押し付ける。
受け取らない。
軽いであろうその体を持ち上げようともしない。


