「妹は夕方に帰ってくるよ」 俺たちは同じタイミング、同じスピードで同じ方向へと首を回す。 「なっ、ノックぐらいしろよ!ってか入ってくんな!ここは俺の部屋。俺の領域。椿はお呼びでない。お断り。立ち入り禁止!」 はい、無視。 椿は勝手に侵入し、隅に立てかけてある簡易テーブルを広げ、お茶を置き、座る。 座る?! 「何してんだよ!」 「暇なの」