だったらあんたが堕ちてくれ


「俺は忙しい。いまは特に、一分一秒でも無駄にしたくない。ので、率直に言う。昨日、なんで俺に、あんなことした?」

普段あまり怒らないのが仇になる。

腸は煮えくり返っているのにそれを上手く表現できない。

それでも、敵の戦意は喪失。

ってか皆無。

どうやら興味がないらしい。

風呂を妨げられた敵は気怠げにストレッチを始めている。

その細い体を軟体生物のように操っている。

本当に一体、どんな生活を送ってきたのか。

人が話してるんだから聞くのが礼儀ってもんじゃないのか?