リビングに行くと椿はコタツで朝飯を食べていた。 ちらりとその視線を俺に向け、顎で座るよう促して、そしてまたトーストに齧りつく。 非力な俺は促されるままにコタツに座り、椿によって用意された朝飯を胃に送り込む。 美味かった。 チーズの乗ったトースト、程よく半熟のスクランブルエッグ、カリカリのベーコン、ヨーグルトには蜂蜜がお洒落に垂らされている。 でも相変わらずの無言。 うちのルールは伝えてないがなんとなく察したのだろう。 テレビの電源は落ちたままだった。