だったらあんたが堕ちてくれ


ーザバー。

勢いよく立ち上がる。

色んな意味で茹で上がった脳から血の気が引いていく。

思わず下げた視線の先にはー

「ぎゃー!」

悲鳴を上げて、クラクラする頭を抱えて、目指すは安住の地。

人間だからこそなせる最大の防御。

付着する水分も吹き切らないまま、とにかく下着を装備する。

残りの衣服は両腕に抱え、寒い廊下をひた走る。