あなたの幸せを心から願う

その写真を眺めていると




突然後ろから誰かに抱きつかれた。




不審者かと思い振り払おうと思ったが、どこかで感じたことのある温もりだった。




抱きついてきた人は私から離れ私の前にやってきた。




そして、目の前の彼はゆっくりと手と口を動かす。




「小春、久しぶりだね」




私の目の前にいたのは路唯くんだった。




『なんで?路唯くんがここにいるの?』




『仁奈が教えてくれたんだ。




仁奈は場所を黙ってたけど無理やり聞き出した。』





そう言って私の頬に手を当てる。




涙が知らない間に出てた。




それを路唯くんが拭ってくれる。




『小春、1人にしてごめんな。




今でも愛してる。




離れててもずっとずっと好きだった。』




『謝るのは私の方だよ。』