あなたの幸せを心から願う

私たちは、また前みたいにたくさん色々な話をした。




日が暮れて仁奈は帰ることになった。




『また来るね』




仁奈が文字を打つ。




『ありがとう』




私は手話と口パクを使って言った。




それに大きく頷いて仁奈は帰って行った。




よかった、仁奈にまた会えて。



路唯くんが、ちゃんと笑ってるならそれでいい。



心の底からそう思う。



後で、歩幸に話そう。



路唯くんのこと。



小さな歩幸には言っていなかった。



歩幸は感がいいから聞いてはいけないことと思っているだろう。




でも、ちゃんと話さなきゃね。




そう思い私は家に入った。