丁度バス停にバスが来る時間に間に合い、15分ほどバスに揺られ、降りた私はまた走って学校に向かっていた。


璃夢「はぁ…はぁ…………はぁ」


キーンコーンカーンコーン


璃夢「うわぁ!!これなんのチャイム!?」


授業開始!?ホームルーム!?
なんでもいいけど急がないと!





















って!周りのヤツら!同じ制服着てるくせになんで急いでないの!?

もしかして急ぐ必要ない?

でも一応ヤンキー校だしヤンキーだしみんなサボるつもりなのかな!?

でも走るのはやめない!やめたらいけない気がする!


















璃夢「着いた…はぁはぁ……はぁ…」


玄関に着いた私は下駄箱に手を付きながら少しだけ息を整えた。

もうちょっとゆっくりしてから行こうかな……。いや、まだ止まったらダメだと思う。何でかわかんないけど本能がそう言ってる

このままでいいから教室に向かおう。でも流石にもう走りたくないぃ〜…。