大和『と、言うわけで璃夢ちゃんは潔ーく着替えるように!』
じゃあさっさとサラシを頂戴よ!
とは叫べない……
もうこれ……サラシなし?そんなことしたらバレちゃうじゃん!女だって!!
大和『はーい、カウント入りマース』
璃夢「えっ!?」
大和『30〜、29、28、27』
しかも30秒しかくれない!!
大空「兄貴!大丈夫っすか?」
璃夢「〜〜〜っ、仕方ない!」
女は度胸!!腹くくろう!もし『胸膨らんでるね』って言われたり見られたりしたら『詰めてるの!』って言えばいい!
《少し苦しい言い訳だ》
しかも、こんな服着たことないから分からないんだけど!
あっ、ちゃっかりブラ置いてあるし!もしかして元からサラシなしにさせる予定だったの!?
これ何!?ワンピース調なの!?
あっ違う!上下分かれてて最後にこれ付けるのね!?
あぁ!!結ぶところが多すぎてどこを最初にどこを結んだら良いかわかんない!
大和『まずスカートのリボンを結んで、その後は腰のリボンを結ぶんだよ〜!あ、あと胸のリボンも結んでね〜』
言われた通りにする。
何これ!これ頭につけるわけ!?そこまでする!?
大和『カチューシャもちゃんと付けてね』
付けるんですね!?
言われた通りにする。
うぅ…靴も?靴下も?これ履くの?
大和『マネキンが身につけてるもの全てだよ〜』
なんでさっきから私の心を読んでるの!?やっぱりどこかから見てるんでしょう!
とりあえず言われた通りにする。
璃夢「はぁ……」
大和『はーい!30秒!璃夢ちゃんもメイクアップ完了したよね?』
うぅっ、スカートなんてスースーするから嫌いだ!
《本来なら学校でもスカートを履くべきだ》
大和『んじゃあ、着替えが早かった天沢から行こうかぁ〜!』
「「「「っしゃぁああああ!」」」」
ダダダダダダダダダッ!
すると、野太い雄叫びと共に地響きがして、ドンドン近づいきた


