璃夢「僕、今、イライラしてるんですけど?」
大翔「まぁ、声聞けば分かるわ」
じゃなんでそんな呑気そうな声で私に声かけられるんですかね!?
大翔「とりあえずマネキンの隣に包帯置いてあるだろ?今のうちに変えとけ」
マネキンの横?
そう言われて横に目線を向けると
璃夢「うわぁっ、新品だ!」
お店に売ってある状態のまま置いてある包帯
大翔「怪我してたんだろ?」
璃夢「なんで知ってるんですか?」
新品の包帯に驚いたのと確かだけど、怪我をしていることを大翔さんが知っていることが不思議で仕方がない。
だってお昼休みの時に怪我してるって翼たちに初めて気づかれたんだよ?
その前にもその後にも気づかれるような行動はしてないはずなんだけど…
大翔「簡単に言えば荘司から聞いたんだよ」
荘司さん?
璃夢「でも、荘司さんも知らないはずですよ?」
昨日は荘司さん、家に来てないし…?
大翔「そこら辺は璃花ちゃんから聞いたんじゃねぇの?」
あぁ、お母さんが?荘司さんに?
なんのために?
大翔「とりあえずお前は包帯を変えた後、マネキンが着てる服を着な」
はっ!そうだった!このマネキンさんが着てる服を私が着なきゃいけないんだ!
璃夢「てゆーかなんですか!?【京極で一番可愛い男の娘を見つけよう!ドキドキムラムラ女装大会!】って!」
大翔「すげー。一回聞いただけでタイトル覚えるとか」
凄いとか言われても全然嬉しくないです!
璃夢「大体、ドキドキとかムラムラとか意味不明なんですけど!?」
私は包帯を変えるために体操服を脱いだ
大翔「ネーミングについて俺に問われてもなぁ〜?まぁ、ドキドキムラムラするって言うのは男にしかわかんないだろうネ」
璃夢「あぁそうですか!」
私女の子なんでそりゃ分かりませんね!


