INFATUATOシンドローム






璃夢「えっと……皆さんどうしたんですか?」


「「「・・・・・・・。」」」


そう問いかけるけどみんな何も言ってくれない…

こ、怖っ!なんで!?なんか言おうよ!

『お前のせいで体育祭がめちゃくちゃだ!』とか
『門の修理代どうするんだよ!』とか
『何ほのぼのした空気作ってんだよ!』とかさ!


なんかないわけ!?

《罵られたい願望でもあるのだろうか》
《しかもほのぼの空気を作っていた自覚はあるらしい》



璃夢「ね、ねぇ。なんでみんな何も言ってくれないんだろ?」


そう翼と雪くんに問いかけた


翼「うーん、考えられるのはお前が朱雀や玄武の総長と仲良くしてるのに驚いたか」


雪「または、お前の強さに驚いたかのどちらかだ」


どっちにしろ驚いてるってこと?


二人から視線を外してまた周りを見てみるとみんなの視線はまだ私に向いていた

どーしようか…なんかすっごい居心地が悪い…


「す、」


璃夢「す?」


あ、なんか前にもこんなのがあった気が…


「「「すげぇぇええええええええ!」」」


う、耳が、鼓膜がっ。しかもこの感じ午前中もやったようなっ!


「魁って、マジ強かったんだな!」

「一年のくせにやるなぁ!」

「そういや、全国一位だっけ?」

「あぁ、なんか言ってたな!パチモンだと思ってたぜ!」

「ありゃ、ウチのトップと互角かもな〜」

「だな〜。理緒、大丈夫か?」


などなど色々聞こえてくる。

ほんとだ。雪くんの言った通り私の強さ(?)に驚いてるっぽい


大空「兄貴ぃぃいいいいい!!」


樹「璃夢さぁあああああん!」


すると、ダダダダダダッとすごい勢いで走ってきた、大空くんと樹くん


樹「すすすす、朱雀と知り合いだったんですか!?」


大空「玄武とも知り合いなんすか!?」


私にグイッと顔を近づけて質問してくる二人

コッチの二人は翼の言った通り仲良くしてたことに驚いてるみたい


璃夢「ロイくんとはさっき仲良くなったんだけどね」