ロイ「そうやったんかぁ!」
璃夢「へっ?」
ロイ「イヤァ、璃夢には悪いことしてもうたわ…ホンマ、すまんかったな?」
璃夢「し、信じてくれるの?」
ロイ「なんや?ウソついたんか?」
ブンブンッ
璃夢「っっ」
私は勢いよく首を横に振った
ロイ「なら、ええやん。」
そう言って八重歯の可愛らしい笑みを浮かべてくれた
まさかこんなにあっさり信じて貰えるとは思ってなかった
ロイ「しっかし、璃夢は強いなぁ!」
パシッ
そう言って私の手を握ってきた
璃夢「?」
ロイ「なぁ、玄武に入らんか?」
玄武?って暴走族だったよね?
翼「はっ??!」
ロイ「璃夢なら速攻で幹部になれる!なんやったら副長にしたってもええ!」
副長?えっと…委員長と副委員長みたいな感じなのかな?補佐的な?
翼「ま、待て待て待て待て!璃夢に族は無理だ!」
ロイ「なんやあんさん、さっきから。璃夢の保護者かいな。」
翼「ダチだから璃夢の身を案じて言ってんだよ!」
ロイ「せやけど、決めるんは璃夢やろ?」
翼「っそうだけどよ…」
ロイ「ほんで?璃夢、どないする?」
どないするって……そんなの……
璃夢「遠慮します」
ロイ「せやろ!せやろ!一緒に楽し……はぁ!?今なんて!?」
璃夢「えっと、誘ってもらえるのは嬉しいんだけど遠慮しておきます」
ロイ「な、なんで!?暴走族こそ男のロマンやろ!?」
イヤ、まず男じゃないから…ゴメン。ロマンとか理解できない…まずロマンの意味すら知らない…
璃夢「暴走族に入ったら夜家を開けることも普通になっちゃうでしょ?」
ロイ「まぁせやな。抗争もあるし、なんてったって暴走があるからな」
璃夢「だからだよ。僕、なるべく家にいたいから」
ロイ「せやけど!総長の俺、直々のスカウトやで!?」
直々のすかうと?すかうと?


