?「ッハハ、はーぁこんなに笑ったの久しぶりかも。特別に!俺のことは大和(やまと)様と呼んでくれてもいいよ!」


しばらく笑いころげたあと、目に溜まった涙を拭きながらそう言ってきた。


璃夢「いえ、理事長と呼ばせてもらいます」


もう、理事長にさんも付けないもんね。そんなに笑わなくてもいいじゃんか、ねぇ?


大和「なんだよ〜荘司の事はさん付けだろ?だったら俺は様付じゃん?」


璃夢「そんな法則聞いたことないです」


大和「ちぇー。まぁいいけど。せめて理事長はやめて?距離感じるからさ〜」


私はそれくらいでいいと思うけど…年上だし…荘司さんは身内だけど、理事長は理事長だし…


大和「ホラホラ〜呼んでくれないとココに八重樫翼呼んじゃうよ?」


すると、理事長が私を地獄に落とすようなことを言い出した。


璃夢「そ、それは困ります!」


絶対嫌がらせだよね!……ん?そうだとしたら、なんで私が八重樫くんに会いたくないって分かったの?

…………怖い。理事長が…荘司さんの自称親友が怖い…。