璃夢「あれ?」
カバンと反対側にかけてあるはずの手提げがないことに気がついた
煌月「どうしました?」
璃夢「…………なんでもないよ!今日の授業、やっぱり休むね?待ってもらったのにごめん。」
煌月「………そうですか…。」
何故か納得してないような反応をする煌くん。
どうしたのかな?
鷹也「あの!」
すると鷹也くんが私に話しかけた
璃夢「なに?」
鷹也「 辛く……ないんですか?」
ツラクナイ?
璃夢「……大丈夫だよ!二人がそんな顔する必要ないんだし!ねっ?早く体育に行っておいで!僕は理事長室に行ってくるから」
鷹也「…………か?」
璃夢「ん?どうしたの?」
鷹也「俺たちってそんなに頼りないですか!?」
えっ?どういう意味?
鷹也「…………もういいです…」
鷹也くんは走っていってしまった
煌月「鷹也!!璃夢さんすみません!でも、俺も鷹也に同意見です。頼ってくださいよ。それじゃあ」
煌くんは鷹也くんは追いかけるように走っていった
【頼る】
って何?
どうしたらいいの?だって、【前】だってこうしてたんだもん。
こうして何とかなったんだもん。
というか、こうするしかないじゃん……