ガラガラッ!

いきなり道場の扉が開いた。

そこに居たのは


雪父「璃夢くーん!!」


雪くんと時雨のお父さんでした。


璃夢「雪くんのお父さん?」


雪父「嫌ー、雪とは付き合ってないとはそういう事だったんだね!」


アレ?サッキモ聞イタヨウナ言葉ダネ?


雪父「時雨と付き合っていたんだな!」


またかァ──────いッ!


璃夢「あの、お父さんも知っているように僕は男の子で…」


雪父「知ってる!知ってる!だから女の子の時雨と付き合ってるんだろ?」


お父さんは知らないのかな!?時雨の恋愛対象が女の子だってことを!


雪父「結婚式は俺に任せろ!璃夢くんなら時雨を任せても安心出来るからな!アッハッハ!」


やめてぇ〜〜!!話がどんどん広がって収拾がつかなくなる!

そしてその日は雪くんのお父さんの暴走を止めるのに必死で勉強なんて出来なかった







璃夢「はぁ…勉強するために集まったのに勉強してないって可笑しくない!?」