雪「っ…」
時雨「責任取れないでしょ?分かったら早く部屋に行って」
雪「チッ」
時雨「舌打ちしても怖くないよ〜だ!」
初めて時雨のお姉ちゃんらしいところ見た気がする。
雪「つーかなんでお前がデカい態度取ってんだよ。元はと言えばお前が」
時雨「さーて、璃夢おいで?」
そう言って優しく手を引いてくれた。
雪「おい無視かコラ」
時雨は見事なスルースキルで雪くんを無視した。
時雨って紳士的だよね。歩くスピードとか、手を掴む力とか加減してくれてるし。
私も男の子なんだから紳士的になった方がいいのかな?
後で時雨に聞いてみよう!どうしたら紳士的になれるのか!
ガチャ
そして連れてこられたのは時雨の部屋と思われる場所。
時雨「ベッドに座ってて?氷持ってくるから」
璃夢「あ、うん。ありがとう」
そう言って部屋を出ていった。
時雨が戻ってくるまで言われた通りベッドに座って大人しくしておこう。
時雨は女の子として生活してるから部屋も可愛らしいのかと思ってたけど、シンプルな部屋だね?
どっちかって言うと男の子っぽい部屋?
ぐるっと部屋の中を見ていると
時雨「あ、あんまり見ないでよ、恥ずかしいっ」
璃夢「わっ!ビックリした〜!」
扉の前に氷の入った袋を持った時雨が立っていた。
全然気が付かなかった!
時雨「そんなに驚く?ははっ」
音もなく入ってきたら誰でもビックリするよ!
「にゃー」
璃夢「あっ!君は!あの時の!」
時雨の後ろからあの時、木の上から助けた猫ちゃんが出てきた
「にゃーん」
そして私の膝の上にぴょんと乗り丸まった。
漣さん、言ってたもんね!雪くんが猫ちゃんを助けてくれたって!
まさかこの家にいるとは思わなかったけど!


