雪『………。』


えっ?一緒になに!?気になるんだけど!


璃夢「えっと…雪くん?大丈夫?」


雪『…………遊んであげてもいいぞ』


ま、まさかの上から目線!?


バコンッ

へっ?

電話越しから変な音が聞こえた。


璃夢「ゆ、雪くん?大丈夫?」


なにか落としたのかな?


時雨『あ、璃夢?』


璃夢「時雨!雪くんは?」


時雨『今悶えてる。それより、暇なら一緒に勉強会しない?』


も、悶えてる!?何があったの!?


時雨『ゴールデンウィーク明けにテストがあるから勉強しておきたいんだけど、雪と2人でやっても楽しくないんだよね〜』


まぁ、勉強自体が楽しいものじゃないからね


時雨『だから、友達とやれば楽しいんじゃないかと考えたんだよ!』


友達と勉強すると楽しいの?そうなの!?


時雨『私の友達呼んでもいいんだけど。雪、女の子嫌いっていうか苦手だからさ。』


あ〜、そんなこと言ってた気がする。

私が毎日ケンカ売りに行ってたときに。