?『おーい、俺の声聞こえてる?』
おぉ!さっきより音量が大きくなった!
耳に当てなくても声が聞こえるようになったのでボタンはあっていたようだ!
璃夢「はい、ちゃんと聞こえてます」
?『お前ら、ホント危機感ねぇのな』
するとスマホから呆れたように言う声が聞こえてきた。
璃夢「ほら、やっぱり翼は危機感に欠けてるんだよ。知らない人にも言われてるよ?」
翼「俺に向けて言ったんじゃねぇよ。どう聞いてもお前に言ってんだだろ」
今日は危機感って言葉をよく聞くなぁ、なんて思っていたら、翼は私を見ながらそう言った。
璃夢「え、そうなの?」
?『そこにいるお前ら全員だよ』
璃夢「えぇ!?」
雪「そこに俺も含まれてんのかよ…コホッ」
?『つーか!お前もちんたら話してんじゃねぇよ!』
後ろからさっき電話して人の声が聞こえた。
?『あぁ、ホントだ。電話越しのこの子と話してると話が脱線しちゃうんだよね。まぁ、面白いんだけどさ』
璃夢「翼、面白いって!良かったね!」
危機感は全員だったってことだけど、今度の面白いっていうのは翼のことだよね!だって翼って面白いし!
翼「いや、今のはどう考えてもお前のことだろ」
璃夢「え?」
?『ほらまた脱線した〜。ねっ?この子面白いでしょ?』
?『ただの馬鹿じゃねぇの?』
璃夢「うわぁ、会ったこともない人にバカにされてるよ。流石、翼だよね」
危機感は全員のこと、面白いは私のことだとしたら、バカは翼のことだね、
翼「ダァー!!それもお前のことだっての!
つーか、流石ってなんだよ!?」
璃夢「……え、えぇぇええ!?ば、馬鹿って僕のこと!?」
?『ほら、ただの馬鹿だ』
む、ムカつく!顔も知らない人に名前も知らない人にバカにされてる!絶対声大きい人の方がバカじゃん!
おぉ!さっきより音量が大きくなった!
耳に当てなくても声が聞こえるようになったのでボタンはあっていたようだ!
璃夢「はい、ちゃんと聞こえてます」
?『お前ら、ホント危機感ねぇのな』
するとスマホから呆れたように言う声が聞こえてきた。
璃夢「ほら、やっぱり翼は危機感に欠けてるんだよ。知らない人にも言われてるよ?」
翼「俺に向けて言ったんじゃねぇよ。どう聞いてもお前に言ってんだだろ」
今日は危機感って言葉をよく聞くなぁ、なんて思っていたら、翼は私を見ながらそう言った。
璃夢「え、そうなの?」
?『そこにいるお前ら全員だよ』
璃夢「えぇ!?」
雪「そこに俺も含まれてんのかよ…コホッ」
?『つーか!お前もちんたら話してんじゃねぇよ!』
後ろからさっき電話して人の声が聞こえた。
?『あぁ、ホントだ。電話越しのこの子と話してると話が脱線しちゃうんだよね。まぁ、面白いんだけどさ』
璃夢「翼、面白いって!良かったね!」
危機感は全員だったってことだけど、今度の面白いっていうのは翼のことだよね!だって翼って面白いし!
翼「いや、今のはどう考えてもお前のことだろ」
璃夢「え?」
?『ほらまた脱線した〜。ねっ?この子面白いでしょ?』
?『ただの馬鹿じゃねぇの?』
璃夢「うわぁ、会ったこともない人にバカにされてるよ。流石、翼だよね」
危機感は全員のこと、面白いは私のことだとしたら、バカは翼のことだね、
翼「ダァー!!それもお前のことだっての!
つーか、流石ってなんだよ!?」
璃夢「……え、えぇぇええ!?ば、馬鹿って僕のこと!?」
?『ほら、ただの馬鹿だ』
む、ムカつく!顔も知らない人に名前も知らない人にバカにされてる!絶対声大きい人の方がバカじゃん!


