雪「……………またお前か。しかも今日はうるさいヤツも一緒とは」


翼「あ゙ぁ?うるさいヤツって俺のことかよ!」


雪「あぁ、お前以外に誰がいんだよ」


翼「クッソー!チビで可愛いくせに生意気な奴だな!」


つ、翼!?


璃夢「か、カワイイは禁句!」


翼「俺はうるさいヤツって言われて腹立ってんだよ!」


そんな理由で!?


璃夢「で、でもほら!裏を返せば元気な奴だなってことだよ!?」


翼「元気なやつ?あぁ!それもそうか!璃夢〜お前バカだけど賢いな!」


璃夢「それ結局どっちなの?!」


全く!

って、アレ?日向くん、怒ってこない?

日向くんの方を見てみると赤い顔をしてボーッとしていた

あ、もしかして……


璃夢「翼、今日はもう帰ろうか」


翼「あぁ?なんでだよ」


璃夢「5限目、大翔さんなんだ」


翼「あぁ、あの数学で遅れたらめちゃくちゃ当てまくる酷いセンコー?」


璃夢「そうなんだよ!僕、数学嫌いだから当てられると困るんだよ」


翼「そーゆー事なら仕方ねぇな。チャイムなりそうだし帰るか」


璃夢「ありがとう!翼っ!」


翼「い、いや、別に大したことじゃねぇし」


そして、教室に戻った