翼「だから急がねぇとヤベぇなって話」


なんか、翼の喋り方じゃ危機感がない!


璃夢「な、何としてでも日向くんとタイマン張らなきゃ!」


翼「そうなるな。で?タイマン張れそうなのかよ」


璃夢「うっ……もう来んなって言われた…」


翼「もう来んなって…はぁ………だと思ったぜ。仕方ねぇ、もうアレしかねぇか」


アレ?


璃夢「翼、アレって何?」


翼「ん?アレって言ったらアレだよ」


だからアレって何?!


翼「アレって言うのは…


殴り込み!」



はっ?









ガラガラッ!


翼「日向ー!!今日こそタイマン張ってもらうぜ!」


璃夢「つ、翼!これは良くないよ!」


日向くんの方を見て見ると机に突っ伏して寝ていた


璃夢「翼!日向くん寝てるよ!」


だから帰ろう!という意味で言ったのに


翼「つーことはタイマン張るとき、アイツは寝起きってことだ!」


悪い事考えてる!曲がったことが嫌いな翼がなんてことを言うんだ!


璃夢「日向くん、疲れてるんだよ!ねっ?また後にしよ?」


翼「そんなこと言ってたらタイマン張れねぇじゃん」


た、確かにそうだど……


雪「…………うるさい…」


翼「おっ!起きたじゃ〜ん」