時雨「この写真は私が大事にとっておくね!
あっ、現像して持っていこうか?」


璃夢「ううん!別にイイよ!」


現像にもお金かかるし…手間もかかるしね!


時雨「そう?じゃあフラペチーノも飲んだし、次のお店行きますか!」


そして、その後は時雨のお気に入りの服屋さん、アクセサリーショップ、ゲームセンターに行った。

そして気づけばもう夕方の4時となっていた。


時雨「もうこんな時間か…楽しい時間は過ぎるのが早いねぇ」


初めて女の子とお買い物(何も買ってないけど)したけど、めちゃくちゃ楽しかった!

女の子の服も雑貨もキラキラしてて新鮮だった!


時雨「あっ!漣!」


漣「お迎えにあがりました」


いつの間にか電話していたようで、お店を出ると漣さんが車の前に立っていた。


時雨「ほら、乗って?」


そして漣さんが扉を開け、日向くんが乗り込むのを見ていると時雨にそう言われた。


璃夢「え?」


時雨「えって、荷物取りに行かないと」


あっ、そうだった!荷物預けてたのすっかり忘れてた!


雪「早く乗れ」


璃夢「あ、はい!」


そして私も漣さんに扉を開けてもらい車に乗り込んだ。


時雨「ねぇねぇ、なんで璃夢って雪には敬語なの?」


日向くんは助手席に、私と時雨は後部座席の方に乗せてもらってしばらく経ってから時雨にそんなことを聞かれた。


璃夢「う〜ん…なんでだろう?」


基本的に私、友達じゃない人には敬語使っちゃうからな。まだ日向くんとはお友達になれてないから…


雪「大して仲良くないからだろ」


うぐっ…私は仲良くしたいんだけどな…。でも日向くんは私なんかと仲良くしたくないみたいだし…


璃夢「はぁ……」


時雨「ちょ、璃夢ってば暗い!!やめてよ!暗い空気嫌いなんだから!」