女の子(?)「心はれっきとした女だも〜ん」
《ついに女の子の後にハテナが…》
璃夢「えっ?あの…ん?」
雪「ったく…お前は女を見る目もないのか?」
今度は何故か冷たい目線を向けてくる日向くん
そりゃ、私自身女だから女は選ばないからね!
しかも【も】って何!?見る目【も】って!他に何がいけないわけ!?
雪「で?お前がコイツをナンパしたからコイツは約束場所に来なかったってことでいいんだな?」
璃夢「良くないです!なんで僕がナンパなんてしなくちゃいけないんですか!」
まずその勘違いをどうにかしないといけないよね!これ以上タイマン挑みにいけなくなったら困る!
女の子(?)「違うよ雪!この子は私を助けてくれたんだよ!」
訂正ありがとうございます!私が言うより、お友達が言った方が聞いてくれそうだよね!
雪「はぁ?コイツが?女みたいなコイツがナンパからお前を助ける?はっ、どうやって?」
心底ありえないと言った言い方と、頭おかしいんじゃねぇのと言いたげな表情。
うん!全てで否定してくれるね!
女の子(?)「うん、まぁ。色々あったんだ。踏み込んでやるな」
雪「あ?何があったわけ?」
女の子(?)「それがね?ごにょごにょごにょ」
雪「うわ…天然?それとも計算?どちらにせよ、怖いなお前。」
何か内緒話をしたかと思えば、またも日向くんから引いたような顔で見られる。
璃夢「えっ?なに?そんな深い意味とか無かったよ!?」
今日一日で日向くんのいろんな表情が見えたね!大発見だね!?
でもお友達が日向くんってことは、私がいるときっと嫌だろうから…
璃夢「日向くんと一緒なら大丈夫だね?じゃあ僕はこれで」
帰ります!これ以上一緒にいると取り返しのつかない何かが起きてしまうかもしれない!


