雪「で?何してたんだよ」


何してたって?


璃夢「あっ、猫ちゃん!」


自分の腕の中にいる猫ちゃんを見た


「にゃーにゃーにゃー」


璃夢「はぁ…よかった〜」


元気そうに鳴いている


璃夢「全く…心配かけちゃダメでしょ?」


「にゃー…」


璃夢「今度から危ないことしたらダメだよ?
特に、木登りする時はお母さんと一緒にしなさい。わかった?」


「にゃー」


うん、分かってくれてそうだね


雪「ぷっ、はははは!なに猫に説教してんだよ!本っ当にバカじゃねぇの!」


璃夢「ちょ、日向くん!?僕のことバカって言い過ぎですよ!」


雪「猫に説教したって言葉が分かるわけねーじゃん!はははははっ!」


笑ってる。ん?日向くんが笑ってる?


璃夢「日向くんが笑った!!」


雪「っ!わ、笑たらダメなのかよ?!」


璃夢「そんなことないです!いつも怖い顔してるから笑えないのかと思ってました!」


でもちゃんと笑えてる。すっごく嬉しい!!