「ああ、あいつ中学の時に塾で一緒になって、そこで結構仲良くなったんだわ」

「ふーん」


ふーんじゃねえよ、俺!

名前!彼女の名前が聞きたい!だけどこれ以上聞くのってなんか不自然じゃね?


「あいつ見た目はなかなかいいけど、割とガサツだからな。友達止まりなんだよな」

「ふーん」


だから名前は何なんだよ!


「聖人に紹介しよっか?あいつ」

「へ?」


ムリムリムリムリ!あんな子を目の前にしたら、妄想列車大爆発だよ!シュッポーシュッポー!

錯覚からくる透視能力が発動してしまう。彼女は常に俺の前ではスッポンポンになってしまうんだ。


太ももだけじゃ済まねえ!