「ありえない。俺、須田のこと
大っ嫌いだから。」


あはは。



バカみたい。あたし。



何泣いてるの?
わかりきってたことなのに。



敦があたしのこと嫌いだって。



その時誰かがあたしの後ろを通り過ぎ、ガラッと教室の引き戸を開けた


「まる聞こえなんですけど。」


そう言って敦を睨む人物……
それは昨日あたしに付き合ってと言った人物だった