そして、無事に初めての仕事が終わった。


満足したようなジョウさんの顔を見れて、あたしも安心できた。



その日から、あたしはジョウさん専属のヘアメイク担当として呼ばれるようになった。


しかも、ジョウさんだけではなく…。


「頼んだで、環奈!」


大和くんの専属にも…!


「大和くんの髪を触るのって、…なんか緊張するなぁ」

「なんで緊張するんっ?」