「…いや、ほんまに悪いって!そんなんっ」


と、大和くんは言ってくれた。


でも…。


「大和くんが迷惑じゃなかったら、ぜひやらせて!」


あたしは大和くんにお願いした。


こんな立派な部屋に住まわせてもらって、光熱費割り勘だけでなにもしないなんて、バチが当たる…!


「…じゃあ、環奈の仕事が見つかるまでの間な」

「うん!ありがとうっ」

「環奈も仕事するようになったら、家事は2人で分担な?」