そんなの…YAMATOのファンが黙っちゃいない。


こ…ここは、慎重にいかないと…!


そう自分に言い聞かせて、大和くんの髪にハサミを入れる。


…しかし。


「あ…」


あたしは一瞬、頭の中が真っ白になった。


自分でもびっくり。

…いや、自分が一番びっくり。


あれだけ慎重にと言い聞かせていたにも関わらず、思いも寄らぬ短さでカットしてしまった。