私はいつもの浜辺に来ていた。

「♪どうして

誰もホントの私を見てくれないの〜

少しでもあなたと笑い会えたらいいのに

私の居場所はどこーにもない」

「君いい歌声してるじゃないの」

「へっ?」

聞いたこともない声がして振り返ると

「どうも!君毎晩ここで歌歌ってるでしょ?」