「そ、そう…「そうかな?」

私は気が弱いもう一人の女子が返事をするのを遮ってやった。

「毎日勉強漬けも楽なもんじゃないよ。

まぁ、成績が良くなきゃそれも理解できないだろうけどね。」

私は末っ子よ。

お姉様との口喧嘩である程度相手が頭に来るような台詞は言えるの。

ざまぁみろ。

心のなかでそう思っていても、口には出さない。