末っ子

そして、桐原先生は私の両親への連絡を終え、

「ゆさ!!」

私のもとへ駆けつけてくれた。

先生として生徒を心配するのは当然だろうが、

貴方が私のために駆け付けてきてくれて嬉しかった。


そして、貴方は私の顔色を見て、

「青いな。」

と呟いた。