末っ子

1校時目が終わるまで私は目を閉じて横になっていた。

だが気分は一向に良くならず、遂に帰ることを決めた。

保健室の先生から私の担任の桐原先生に、桐原先生から

私の両親にとトントンと連絡をしてくれた。

私のために仕事を増やしてしまうのは申し訳なかったが

みんなが私のために出来るだけ早く行動してくれた

ことが何よりも嬉しかった。