「あっ、あっ、アイドル!?!?」 ちび太は私の言った言葉に心底驚いている声を出した。 「周りからあんだけキャーキャー言われて、お前なんか微笑み返してただろうが」 だからてっきり学園のアイドルとか、そんなもん目指しているのかと思っただけ。 「そりゃあ…俺なんかが場違いなのは分かっているよ…」 ふーん。自覚済みか。 「まあ、所詮あんたがアイドルになろうが、モデルになろうが、みんなからチヤホ ヤされようが、私には関係の無い事だけど」