ちび太とゴリさん。



「俺もさっきの自己紹介で初めて知ったんだ。まさかゴリ…ふごっっん」



「ちょっと来てくれるかな?」



私はキノコの口を手で押さえ、教室を飛び出した。



あそこで私の本性をバラされた暁には……私の高校生活は今までと同じものになってしまう。



みんなからは早速ゴリさん呼ばわり。

おまけに、女子奪還なんて夢のまた夢の話。

ゴリラ返上も無理。



せっかく出だし好調なのに……

一瞬で全て水の泡なんて絶対嫌だ!!!



キノコをボコってでも口封じしなくては!!!!



私はキノコを連れて、人気のない別棟にやって来た。