それに気づいた海里は


海里「どうした?」


「ううん。ただ、今の時間がずっと続けば良いのにって思ってただけ」


海里「あぁ。そうだな」


“ずっとずっとこの幸せが続きますように”


そう心の中でもう一度願う


海里「美里。ありがとな」


「え?なに?急に。」


海里「言いたくなっただけだよ」


「ふーん?でも海里、ありがと」


海里「美里こそなんだよ?」


「言いたかっただけだよ」


ふふっと自然に笑みが溢れた


そして引き寄せられるように唇を重ねた


星に夢中になってる理久には聞こえないように二人して声を抑えて秘密を言うみたいに息を揃えて



「「愛してる」」


そう呟いた





〜Fin〜