「…てか、お前、美里のアドレス知ってたんだな」


ちょっとした嫉妬心が生まれる


そんな俺に少し焦ったように亮は


亮「お、俺は、香菜一筋だかんな!!」


「ふーん」


亮「信じてねぇだろ、香菜はなぁマジ可愛んだぞ!?あの時はーー(以下略)」


…惚気け始めやがった


「ちっ」


惚気け始めた亮を置いてスタスタと歩く


亮「あ、待てよ!」


やっと気付いたのか


また、俺の横に並ぶ亮


亮「待ち合わせここだ」


少し緊張しながら俺たちは店の中へと足を踏み入れた