陽だまりの約束

陽人が早歩きであまりに強く引っ張るので、ひなたが出入り口のところで転んでしまった。
「ちょっまっ待っ・・」ガクッドサッ! 「いったぁ・・」
陽人は驚いてひなたに駆け寄った。
「ひなた!!ごめんっ!・・大丈夫か?」と言いながら手を貸してひなたを立たせた。
「あ・・大丈夫です、コレくらい・・」
「ゴメン・・・強く引っ張りすぎた・・ヒール履き慣れてねーのに引っ張って早く歩いたらコケるよな・・マジでごめん」
「そんな!・・でもどうして急に・・?」
すると陽人は仏頂面になりながら言った。

「そんなん・・ムカついたからに決まってんだろ?」
「あっ・・私っ勝手に千葉君のお友達と話してたからだよね?ご、ごめんなさ・・」
謝ろうとすると陽人はひなたの言葉を遮った。
「ちげーよ!!」 「えっ?!」
陽人は不機嫌そうに言った。
「アイツら・・お前の事可愛いって・・そんなん当ったり前だつーんだよ!しかもシュウの奴・・堂々と握手しやがって!マジムカつく!」
「えっ?!」(それって・・・もしかして・・ヤキモチ?千葉君が私のこと大切にしてくれてるって思っても・・いいのかな?)