陽だまりの約束

ひなたが陽人を見ていると陽人はまるでダンサーのようにリズムよく踊りだし第一ステージを早々とクリアしてしまった。
「すごい・・・」
気が付くとダンスゲームの周りには人だかりができていた。
女子A「うわぁーあの人カッコイイ~♡」
女子B「本当だー!!」
女子C「ダンス上手い!アレ?っていうか千葉君じゃない?」
女子D「あっ!ホントだぁ」
女子E「千葉君ってイケメンだよねー♡見た目チャラいのに女子にチャラチャラしてないトコがカッコ良くない?」
女子A「確かに~うわっもうレベル3だよ?すごーい!!」
女子B「キャーカッコイイー♡」

ひなたは鈴高の女子達の会話を傍で聞いて思った。
(・・・千葉君って鈴高生に人気なのかな・・)
しばらくすると陽人はゲームを終了してひなたのところへ戻った。
「ひなた!」 その光景に鈴高の女子達は唖然としていた。
「このゲームが大体こんなんだって解ったか?」
「えっ?!う、うん!すごいね・・ダンス得意なんだ」
「う~んまぁな、でも久しぶりだったから鈍ったかと思ってたけどまぁまぁ出来たかな!」
「まぁまぁと言うより完璧だったよ?」
「そうかぁ?」
女子達は呆然とひなたの事を見ていた。
そして小声でヒソヒソと話し始めた。
女子C「ねぇねぇっ・・あの子彼女かな?」
女子D「え~っ千葉君に彼女が居るなんて聞いたコトないよ~?」
女子B「でもさ、どっかのモデルさんかなー?超可愛くない?」
女子A「うん・・確かにー何か芸能人みたい」
女子E「オーラあるよねー」
女子達の会話を聞いていたひなたは嬉しくて照れてしまった。
(・・・モデル?!・・私が?・・・信じられなかった・・可愛いとかモデルみたいとかそんな事言われたの初めてで・・嬉しくて・・夢みたいで・・・ずっとこのままでいたいって思ってしまった・・。)

すると不意に陽人がひなたに声を掛けた
「ひなたーどした?」
「えっ?いや何でもないです。」
その時陽人の友達のユウ・ハヤト・シュウ・の3人とエリナが来て陽人に声を掛けた。

ユウ「おっ陽人!」 ハヤト「よう!」 シュウは何故かひなたを見たまま動かずにいる。
「げっ?!お前ら・・」 するとユウが言った「何だよげって」
するとシュウはひなたを見ながら言った。
「陽人・・そこの可愛い子はどなた?」
「えっ?!あ・・コイツはあの・・」と言いながらもばつが悪そうな顔をしている。
ひなたは陽人を気遣って自分から話に入って行った。
「あ、あの・・千葉君のお友達ですか?」
その丁寧な言葉使いにユウ達は少し違和感みたいなものを感じた。
シュウだけ一人張り切って自己紹介をし出した。
「はいっ!!オレ、神谷秋って言います季節の秋でシュウって読みます!ヨロシクねぇ~♡」と言いながら勢い良く握手をしてきた。

「よ・・よろしく」
するとエリナが陽人の背中に抱きついた。
「ハル~♡」ぎゅうっ 「うわっ離せよ!」
「や~だ~♡」 その光景にひなたが驚いているとハヤトがひなたの前に来た。
「オレは岡野隼人でこっちが日下部優(ユウ)よろしく!」
「はい・・よろしく」
するとエリナが少しむくれながら陽人に言った。「って言うかハルー!ゲーセン行くならエリナも誘ってくれればいいのにぃ~」
「やだよ!エリナうるせーもん」
「えー?!何でよぉー!しかも何でエリナが居るのに他の子と遊んでんのー?信じらんなーい!!」
「やめろよ彼女でもねーくせに!」
「ハルのケチ~!!」
エリナの姿を見ながらひなたは圧倒されていた。
(元気な人だなぁ~・・それに凄い可愛い・・・)