「どう?思い出した?」

“私”の声が聞こえてくる。

『うん。思い出したよ、全て』

でも、なんで今なんだろう。

そう疑問に思った時、、

突然鍵のついた扉が光り出した。

『うわっ!何!?』

そして、今まで見ていた“記憶”がその中に吸い込まれていく。

『え?』

徐々に忘れていく今見た“記憶”

そして最後に鍵が出てきてその扉を閉めてしまった。

その鍵は、、

『翔?』

何故かそこには翔がいて。

鍵を持つと同時に一緒に消えてしまった。

『何だったの?今の』

「“記憶の鍵”は翔が持ってるよ」

そう聞こえたのを最後に私の意識は途切れた。