嫌なことは立て続けに起こるもので、

9月に翔の親が離婚

翔は県外へ転校してしまった。

それは急だったため、私はショックだった。


-それまで何も言ってくれなかったのだから。


私は翔に信用されていなかったのだと、それほどの関係だったのだとそう思った。


それからは何も変わることもなく、多々平凡な毎日を暮らしていた。

なんの変わりもなく、同じような日々を。






だが、毎日“死にたい”と思っていた。

“死んだ人はどうなるのだろうか”とか“何かを考えることが出来るのだろうか”とか、、

そんなことも考えていた。

遂にはどんな死に方が一番楽なのかということまで考えていたくらいだ。

本当にしょうもない事ばかり考えていた。

-いや、今もか。


中学を卒業し、高校へ入学した。

そして翔に出会い少しずつ日々を楽しめると思っていた。

だが、希音との仲にヒビが入ったことですべて崩れ落ちた。

そして、今に至る。