-パタン

『ふぅ』

家の扉を閉めてため息をついた。

と、同時に床に座り込んだ。


…あぁ、1人は安心する。誰にも気を使わずに済むから。

目を瞑り、さらに手で顔を覆う。


-現実世界を拒むように。


『はぁ、動かなきゃ』

深く考え出す前にやることを済ませよう、そう思った私。

『取り敢えずお風呂入ろう』

あー最近独り言多くなった気がする。

やばいかも。

これで1人で笑ってる私は完全に痛いやつだね。


まぁそれは置いといて。

さっさと入っちゃおっと。