「だだいま」 冷たい家の中。 生活感なんて全くなくて。 リビングのテーブルに何枚かのお札が ぽつんと置かれていた。 「今日……帰ってきてたんだ」 親の顔なんて、もう何ヶ月見てないんだろう。 別に、今更会いたいとか思わないけど… 「はぁ…」 深いため息を吐いてベッドにドサッと倒れ込む。 もうすぐ、クリスマスだ。 「プレゼント、買わねぇと」 恋文…何が喜ぶかな。