優しく微笑んで『好き』という恋文はすごく綺麗で。
廊下なのにキスをしてしまいたくなる。
何とか理性を保って俺は自分の教室に帰った。
…後で、いっぱいキスしよ。
授業中にこんなことを考えてるとは、
恋文も先生も誰も想像もつかないだろうな。
『好き』
恋文から紡がれるその言葉で俺は幸せになれる。
だけど、好きって恋文に言ったことあったっけ…
キスとかすげーするから、伝わってるとは思うけど
やっぱ、言葉で言わなきゃだめだよな。
「好き…」
自分にしか聞こえないくらい小さな声で呟いてみるだけでも、くすぐったくて恥ずかしくなる。
はぁ。
いつの間にか、最後の授業も終わってみんなも帰り始めていた。


