病気がわかってから 櫻ちゃんにうまく甘えられなくなった。 もっと、好きになっちゃうから。 だけど…櫻ちゃんも私が変だって気付いてる。 いつも通りに…戻らないと。 「ねぇ、櫻ちゃん」 「何?」 櫻ちゃんは優しく聞いてくれる。 「24日、イブにデートしよう」 ちゃんと、しないと…