「俺も───────」 君のせいで、そんなことをつぶやいてしまった。 好きだから、冷たくして、可能性なんて言葉を期待させないようにした。 彼女にも、もちろん1番には自分に。 ダメだから。 絶対に。 「……先生、知ってる?私って手相見れるんだよ」 「知らないしどうでもいい」 お願いだから。 可愛いと思わせないでくれ。 「先生はね、もう運命の人に会ってるよ。吉田っていう苗字の子。とっても可愛い子だよ」 「あ?評価−10もらいたいのか」 お願いだから。 これ以上、好きだと思わせないでくれ。