「王子様のことを知らないあんたがなんで…なんで好まれるのよ！
こんなやつこの学園にいたら迷惑よ！」


ふふっ。良い気味。

私は隠れて様子を見ていた。
ざまぁ。
私は心のなかで密かに笑っていた。

「キャーーー！」

落ちたんだ。
まぁ、これで彼の気が離れるなら
いいか。
　
しかし…

私が想像してたものとは違う方向へ。


「君。怪我はない？」

ま、まさか…。