この雪うさぎのように、私も崇さんの隣にいれたら……とは思うけど、 わが家での臨時の家政夫の仕事は終わり、もう会う理由はない。 難しいだろうか。 胸に走る痛みを自覚しながらも、どうすればいいのかわからず、私は誤魔化すように笑った。 「ありがとう、崇さん」 「おお。次に雪遊びするときは、一人でじゃなくてオレを誘えよ」 「次?」 「ああ。別に雪遊びだけじゃなくてもいいけど、いつでも付き合うからさ」 「うーん。例えば、次に雪が降るのは来年でも」 「おお」 「じゃ、約束!」