ヒトツボシ ーヤンキー家政夫と美味しい食事ー


「今井さんの料理も美味しいねー」


真衣の言葉に、私は何度も頷く。


「オレもこういうパーティー料理みたいなのはあまり作ったことないから、すごく勉強になったよ」


「こっちのカルパッチョも美味しいよ」


お父さんの言葉につられて、鯛のカルパッチョを食べる。


サラダと刺身の組み合わせを発見した人は天才だ。


もちろん美味しくないわけがない。


あっという間に料理をたいらげ、食後にケーキを切って出した。


「ケーキも美味しいんだけど、さすがにお腹いっぱいで食べきれないかも」


「私も。別腹も働かないくらい満腹になっちゃった」