「できた!」 「おし。じゃあ電飾を巻いてっと」 崇さんはツリーに電飾を巻いていき、スイッチを入れる。 赤や青、緑、黄などの光が灯る。 「うわあああ」 初めて自分で飾り付けたツリーはとても綺麗だった。 電飾の明かりで、なんだか幻想的な雰囲気になる。 今まではクリスマスというと、一人寂しく過ごし、 誕生日も忘れ去られたような気分になってしまい嫌だった。 だけど、今日は準備するだけでもとても楽しくて、皆がクリスマスを好む理由を理解した。